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第二回 COPAR 訪問編
今回 TOMITAとしては4回目の訪問(私は2回目)となるCOPAR社はイタリア ベネト州ヴィチェンツァにあります。
宿泊地ミラノから電車に揺られて1時間40分、そこから車で1時間程。
日帰りとしては なかなかの長旅です。
ヴィチェンツァはイタリアでも牛革の一大産地として とても有名な街で、世界的に有名なタンナーがたくさん集まっています。
COPAR社はもともと原皮やウェットブルー(クロムなめしの下地)を扱う商社としてスタート、そこから下請け工場の協力を得ながらフィニッシュレザーの生産を始め、2012年に全ての行程を一貫して行う工場を設立したイタリアでは比較的新しいタンナーさんです。
COPARの魅力は何と言ってもコスパです。
もともと原皮商社だったことから良質な原皮を適正な価格で仕入れるルートをしっかりと確保しているので、常にお値段以上の品質を私達に提供してくれる心強いビジネスパートナーです。
一昨年よりTOMITAで取り扱いを始めたCOPARのADRIATICOという商品は おかげ様で日本でも大ヒット商品となっておりますが、今回はTOMITA/COPARコラボ第二弾の商品を開発するための訪問です。
先ず工場でお出迎えしてくれるCOPAR君に ほっこり。
そして私達のために頑張って準備してくれた日本語のウェルカムボードに ほっこり。
で、肝心の商品開発。
今回 私達の訪問に合わせて彼らは新しいサンプルを沢山作ってくれていたのですが、どれも素晴らしい革ばかりで とても充実したミーティングができました。
最終的には彼らが用意してくれていたサンプルから少しだけ仕上がり調整してもらうことに。
さてさて どんな革が出来上がるのか?
新商品の御披露目は1月のTOMITA個展になります。
お楽しみに!
文・写真 森田正明